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本野はきもの工業:大分県日田市
生産から販売まで、自社工房での一本化
神代焼き仕上げの、木目の美しさと足触りの快適さ
日田市は昔から林業が盛んな杉の名産地で、下駄の三大産地の一つでもあります。1948年創業の本野はきもの工業は、現在3代目で家族で日田下駄の制作をしています。現代の下駄づくりは分業が大半ですが、本野はきもの工業は生産から販売まで全て自社工房での一本化を実現しています。すべての工程に職人自身が携わることができ、分業制に依存せず自由に物づくりができる環境を整えています。
※photo by Koichiro Fujimoto(写真の下駄のうなぎの寝床での取り扱いはありません。)
下駄の材料は、建具や家具などの木工材として伐採される良質な日田杉を使用しています。日田下駄の特徴は木の表面を焼く神代焼き仕上げで、木目の美しさと、木の調湿機能を妨げない無塗装仕上げにより足裏の快適さと足触りの優しさを生み出します。また本野はきもの工業では、下駄の表情が広がる塗り仕上げなども行います。昔ながらの下駄はもちろん、ハイヒール下駄や新素材を使った下駄など新たな商品作りにも挑戦し、商品の層を厚くすることで多くの方に日田下駄を知ってもらいたい、履き心地の良さを体感してほしいという思いで取り組まれています。
※photo by Koichiro Fujimoto
※photo by Koichiro Fujimoto
※photo by Koichiro Fujimoto
※photo by Koichiro Fujimoto
日田下駄 刺子花織鼻緒
うなぎの寝床別注、刺し子花織鼻緒の日田下駄です。台の仕上げ(無塗装・神代焼のうづくり加工)はそのままに、底ゴムは減りを遅らせる為に硬質ゴムに変更しています。鼻緒は刺し子花織という生地を使用。沖縄県南風原町のぬぬ工房の大城拓也さんがデザイン、福岡県筑後市の宮田織物が織り上げました。産地間コラボの下駄です。
日田サンダル
うなぎの寝床別注、つっかけタイプの日田下駄です。形状はうなぎの寝床仕様で少し細身にすっきりした印象に。台の仕上げ(無塗装・神代焼のうづくり加工)はそのままに、底ゴムは減りを遅らせる為に硬質ゴムに変更しています。バンド部分は皮革産業が盛んな兵庫県姫路で加工された牛革を使用しています。初めはかたくて伸びないのですが少しずつ足に馴染んできます。気長にお楽しみください。
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